私たちが
目指すもの
日本列島を縦断する一大プロジェクトとして、「JAPAN TRAIL」を、日本のトレイル文化におけるシンボル的存在に育てるべく、さまざまな活動がすでにスタートしています。10年あるいは50年かけて、多くのハイカーに愛される道にしていきたいと思っております。
JAPAN TRAIL構想の目指すもの
- ・日本のトレイル文化のシンボル的存在として、国土を縦断するロングトレイルを提唱します。
- ・幅広い楽しみ方ができる、新しい「ハイキング(Hiking)」のかたちを提案していきます。
- ・歩くことで日本の魅力を再発見できる楽しみを伝えていきます。
- ・子どもや若者たちに、歩くことによって得られる自然体験や、地域の歴史や文化に触れ、人々と交流する体験の大切さをアピールしていきます。
- ・トレイルが通過する地域の観光活性化と文化の掘り起こしをサポートします。
- ・自然の中における自己責任と安全確保の重要性を啓蒙していきます。
- ・ストレス社会における歩くことの大切さや自然の影響力を伝えていきます。
- ・インバウンドへの情報を提供します。
- ・トレイルを歩くことで自然環境への関心を育み、日本の自然を大切にしようとする環境保全の意識向上につなげていきます。
- ・環境教育の実践の場として、トレイルの活用を提案していきます。
JAPAN TRAILのルート設定で留意したこと
- ・可能な限り四季を通じて安全に歩けるルートを選択します。ただし、一部には積雪によって一定期間、通行不能になるルートもあります。
- ・基本的には、既設の登山道やハイキング道、自然歩道、散策路などを利用します。
- ・日本ロングトレイル協会加盟トレイルなど、既設のトレイルを有効に利用します。
- ・環境省所管の長距離自然歩道や自治体運営の自然歩道、歴史や文化のある古道・旧街道などを利用します。
- ・舗装されている国道や県道などは、極力通らないようにします。
- ・国際基準にかなうよう、セクションごとにトレイルのグレードを設定していきます。
*欧米では、アルピニストが活動する「岩・雪・氷」のフィールド以下の歩く行為は、全て「ハイキング(Hiking)」と捉えています。
現在発表したものは、基本構想としての第1次ルート案です。今後、地元の意見なども取り入れながらブロックごとにルートを精査し、ブラッシュアップしていきます。なお、日本ロングトレイル協会の加盟トレイルで、第1次案ルートに入らないトレイル(ダイヤモンドトレール、南房総ロングトレイル、茨城県北ロングトレイル、栗駒山麓ジオトレイルなどと、一部ルート)を、「JAPAN TRAIL PLUS」として増設していきます。
歩く遊び「ハイキング」
わたしたちが現在日本で一般に使用している「日帰りの低山や丘歩き」というハイキングの定義を「美しい自然のなかを歩くこと」に拡大し、「ハイキング」を「歩く遊びの総称」にしたいと思います。
実際には国際基準にかなうよう、セクションごとにトレイルのグレードを設定していきます。

Hiking Trails

平坦か緩やかな道で、あまり転落の恐れがない。スニーカーで歩くこともでき、遭難の心配はほとんどない。
Mountain Trails

明瞭な登山道で、部分的に急で厳しいところもあるが、転落の恐れはほとんどない。ハイキングシューズか登山靴を履き、地図を持参することが望ましい。
Alpine Trails

狭く急な道で、場所によって転落の可能性がある。危険個所にはロープや鎖が設置されているが、両手を使用する必要がある。適切な登山靴と地図は必須で、高山での経験や慣れも必要。

(Cambridge Dictionary より)